それは
バッハのコラールから始まりました。
昨夜は
RO♪ON ルストの例会「三浦一馬バンドネオン・コンサート」。
まだ抜けきっていない風邪は「咳対策」をしっかり施して出掛けました。
コラールの演奏は、静粛で宗教的雰囲気が滲みいる様に届きました。
そもそもバンドネオンと云う楽器は、ドイツで生まれ教会音楽の野外での儀式で、
パイプオルガンの代用に使われたのだそう。知りませんでした。
今まではアルゼンチンタンゴに直結する楽器としてのイメージだけ・・・・・。
一部のプログラムはクラシックを、二部はピアソラの作品中心。
心憎いほどのプログラム編成に酔いました。
編曲も手掛けるこの若き奏者(22歳)は生まれるべくして生まれたバンドネオン奏者ではないか!・・・・・。
アンコールのりベルタンゴで締めくくったコンサート、会場は立ち去りがたい余韻に満ちていました。
残念なことに聴きに来ている人が少ない!。
月二千円の会費で生の素晴らしい音楽が耳に心に届きます。
ご一緒しませんか、音楽会のあるくらし。
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