満足のひと時

マーサ

2012年02月26日 00:54

 前から行きたいと思っていたお食事の店に、義姉と私達夫婦の三人で出掛けました。

「扶華(ふうか)」と云うそのお店は、湯の元のタイヨーの裏手にあります。




12時~15時のランチ(一種類)のみで、完全予約制。

ご夫婦だけで経営するその店は、強いこだわりと自信に満ちていました。

店を開いて8年、宣伝はせず取材もいっさい断って紹介から紹介の伝手で今日まで。

店内は落ち着いた雰囲気で、主張し過ぎない調度品などオーナーのセンスの良さが感じられました。

ランチのお味は、三人とも好みの味で、最初のひと口で「美味しい!」とつい口に出してしまうほど。

月ごとにメニューが替わるとのこと、季節感あふれる食材が使われていました。

器(織部や京)も素晴らしく、食べ終えて空になった器までが満足した食後の余韻に繋がりました。

店内での撮影は禁止でしたので、お見せできないのが残念です。

場所柄かランチのお値段は二千円!。内容からして市内では考えられないお値段・・・・・。

日曜祭日が休みで、平日の午前9時半から電話の予約を受け付けるそうです。(℡099-274-6860)

最後に美味しい珈琲と自家製のデザートをいただきましたが、

予定していた「カフェ」にも足を延すことに。

そのカフェは「ワゼット スタイル」。ここが入り口、長~いアプローチの先に何が現れるかワクワク。




現れたのは、街中では考えられないほどの広さの敷地に建てられたウッディーな建物でした。

昔棚田?だったらしく、その石組みは残してなだらかに土を盛り芝を植え、木々を植え、


池から流れる水は小さな小さな小川となって足元を潜ります。


まるで森を切り開いて出来たような錯覚に・・・・・。

店内は外観にマッチしてシンプルで落ち着いた空間でした。

テーブルでは語らいを、大きく広いガラス窓に面したカウンターでは外の景色を楽しみながら

思い思いに過ごす・・・・・。

エアコンを使わないので、高温多湿になる梅雨の間は休業するのだとか。

薪ストーブが違和感なく融け込むように置いてありました。

二回目のお茶はコーヒーだけをいただきましたが、この次来た時はキッシュを、と決めました。

全て自家製のお菓子も皆美味しそう、こちらの方も来る度に日替わりのようにいただこう・・・・・。

そう云えば敷地の外回りにブルーベリーの木が並ぶように植えてありました。

相当の量です。きっとケーキの材料やジュースの材料になるのでしょう。


今日ほど胃袋と心が満足した日は珍しいことでした。

百聞は一見に如かず、まだのお方はお出かけになってみてください。おすすめです。


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