初夏の墓守り
お彼岸の墓参りからひと月以上の間をおいて、昨日墓参りに。
お墓の草むらを通る度に「プチッ、プチッ、プチッ」と何やら小さな音が
聞こえてきます。
はじめ、何か昆虫でもいるのかしら?と気に留めないでいましたが、
歯切れの良いリズミカルな音に興味が湧き、じーっと草むらをウオッチング。
忙しく動き回るアリが目に入るだけです。
と、目の前のカラスノエンドウのサヤが「プチプチッ」と弾けました!。
音の主はこれだったのです。初めて聴きました、見ました!。
あの「春の墓守り」をしていたカラスノエンドウ。
弾けて遠くに種子を飛ばし、次の命を繋いでいました。
弾けたサヤはきれいな螺旋状にねじれてお役御免。
そして今度はしばらく「初夏の墓守り」をしてくれるのでしょう。
まだまだこのカラスノエンドウの「ソロ・コンサート」は続きそうです。
まだまだ青いサヤがたくさん。
咲き続ける花も。
春には控えていたニワゼキショウが「初夏の墓守り」に加わっていました。
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