春の海
霧島に住む義妹夫婦の一人娘夫婦(新婚)が大晦日に車で横浜を発って、途中寄り道しながら元旦の夜8時半頃着いたとのこと。
あとで聞いた代わる代わる運転する様子に若さと微笑ましさを感じました。
箱根駅伝に夢中になっていると、℡があり加治木・加世田のお墓参りに行くとのこと。
駅伝はラジオでも聞ける、と私達も急きょ加世田の笠沙恵比寿向けて出発。
天気予報に反して穏やかな天気の中を走らせました。
東シナ海に続く海は穏やかで霞みながらも春の陽に輝いていました。
今年初めてのドライブ、はじめて会う新婚さんの新郎君との会食、と新しい事で始まりました。
わずかに吹くお正月の風でまわる風車も祝福の風を送って。
凪の時ばかりではない人生、嵐の時も仲良く乗り切ってくれることでしょう。
今朝揚がったばかりの魚をさばいたお刺身に「美味しかったね!」と感想を述べながら、私達は近くの竹田神社に初詣するため義妹家族と別れました。
竹田神社は島津家中興の祖島津忠良(日新公)を祭る神社で、
日新公は「いろは歌」でも有名です。
その内容は現代にも通用する含蓄あるもので、最近英訳で出版されると
新聞で読みました。
奥まったところにある日新公の墓。
奇しくも昨年の暮は徳川家康の墓を訪れ、年が明けて徳川幕府も外様の中で一目おいた?島津家の中興の祖の墓を訪れることに不思議なことを思いました。
日新公の墓は苔むした質素な造り、殉死を許された二人の忠臣に護られてひっそりとありました。しかし、この板の色が周囲に溶け込まないのが残念。違和感とはこんなものをいうのでしょうか・・・・・。
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