夫のお土産【Ⅱ】

マーサ

2011年10月25日 12:41

 前の記事で妙円寺参りのことを書きました。
夫がボソッと云ったことです。

行進してきた老若男女の代表が、神社の境内で祭文を読んでいる時、
近くの特設?舞台ではフラダンスなどの披露があり、音楽なども聞こえてきて、
その同時進行に違和感を覚えたそうです。

妙円寺参りの存在は知っていても、詳しいことは知らない私、
ネットで調べてみました。
明治の初めまで続いた廃仏毀釈で廃寺になった妙円寺。
その跡に建立された徳重神社。
後になって徳重神社の西側に妙円寺は建立。
妙円寺参りと銘うって徳重神社に参拝する・・・・・。
このあたりに色々な問題をかかえている?ようです。

以前は島津義弘が関ヶ原の戦いで奇跡的な生還を遂げた旧暦9月15日
(14日とも)を新暦のその日にあたる10月末に妙円寺参りの日としていたそうです。
現在は参加しやすいように10月の第四土、日の二日間となっています。
進行をとり仕切る関係部署のほうで「お祭り」と「伝統行事」が上手くかみ合う形で
企画してくだされば、と思うのですが・・・・・。
人は過去を背負って未来に生きる存在、歴史の重みの感じ方は人それぞれ、
今流行りの「絆」と云う言葉は時の流れの真実の上にも育つと考える私。
夫のお土産話に耳を傾けながら、考えさせられることでした。

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