試練の一週間【2】
「クー」はまる一日半をひとり、いえ一匹で留守を守りました。
少しでも早く駆け付けたい気持ちで「クー」に会いに、今度はお泊まり付きで。
来たり帰ったりの世話人では、彼女もストレスでしょう・・・・・。
でも、初日の彼女とは別人ならぬ別猫でした。「私を一匹置いて、何処に行っていたの?」と目が伝えていましたが、
もうテーブルの下から様子を伺うことも無く、すぐに寄って来てスキンシップ。嫌いなハグをして、謝りました。
しかし、いつもは客として行く私達、肝心の飼い主たるご主人さまは何処?、としばらく捜す様子に代理父と代理母はなるだけ「代理心」を捨てて接することに。「グルグル、グルグル」と喉を鳴らす事が多くなりました。
あまり出たり入ったりするとストレスになると思ったのですが、買物を兼ねて少し霧島路の探索に。
平地に比べ、さすがに高原の風は今の季節少し冷たく感じました。
先日雲海に浮かぶ高千穂の峰を撮り忘れたので、今日は雲海無しですが・・・・・。
紅葉は始まったばかり、秋が深まるにつれて濃く染まることでしょう。
いつもは素通りする「丸尾の滝」、久しぶりに車を止め流れ落ちる滝のしぶきを身近に。
帰りつくと、夕食の準備をしたりお風呂(温泉)の準備をするのを見て、今夜は帰らないと解ったのでしょうか、「クー」は落ちついて?見えました。
となると、又明日の夜の別れがつらい・・・・・、「クー」ちゃん。
強くならねばならないのは、私達の方?。
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