映画三昧
見たい映画がありすぎて困っています。
スーパー猛暑で「青菜に塩」状態だった八月からすると、
秋風が運んできたのでしょうか心身の体力が満ちています。
一日2本、3本のハシゴ映画を!!!。自分でもビックリです。
今日もアンジェイ・ワイダ監督の遺作「残像」を観て帰ってきたばかり。
さすがに重たそうな内容を思ってこれだけに絞りました。
メッセージ性が強い監督の映画は晩年まで衰えていなかった・・・・・。
どうしようのない状況(体制)下で純粋に信念を貫く姿勢、
観ている側は必然的に果して自分があれだけ出来るだろうか、
と重ねるのではないかと思いました。
もっとも映画は著名な前衛芸術家が国家に抵抗する内容でしたが、身近にでも類したことはありそう・・・・・。
ただの変人扱いなら耐えられても、非常時下の仕事はもちろん食料の配給制の道も絶たれ人としての尊厳も踏みにじられる、
それでも守らなければならないものを持つ人。
実在の芸術家を通じて描かれるこの映画は監督自身を投影している
と受け取れました。観て良かったです。
ちなみに29日までマルヤガーデンズシネマにて上映中。
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