伝承の形 【Ⅴ】
食いしん坊の私が珍しく食べることをスル―しましたが、
初めて知る、そして食べることがあったのです。
「焼の米」です。
「焼の米」は秋口に稲を青刈りし、押し麦のように干し上げた物。蒸す方法もあり、保存食・非常食です。
西南の役では兵糧として、農家に保存してあった物を調達できたので、
脊梁山地の食糧の無い難所を越えられ、各攻防戦などが展開出来たのでは、と考えられています。
もし「焼の米」がなかったら、戦況も変わっていたのでは、と云うことです。
私はすぐに「ライスフレーク」だと思いました。
そのままでも美味しく、熱湯をかければスープに、おかゆに。ちょっとおしゃれにオートミール風にも。
美味しい!。
そうそうダイエット食としてもよさそうです。これは取りよせてみなくては!。
熊本は「道の駅」などで見かけました。 【完】
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