「やまめの里」のオーナーは西郷さんの辿った道やエピソードなどを調べる方法として、
いろんな文献や云い伝えられていることをその地に赴いて、聞き取り調査をされたようです。
特に言い伝えられていることについて調査するため、その地の古老に
(お元気なうちに)話しを聞くべく
頻繁に足を運ばれた様でした。
西郷さんが立ち寄ったことが判っていても、全く言い伝えが無い椎葉地方も、後になって
その理由が判明したり、又まだ知られていない新発見もあり、シンポジウムの資料になさったようです。
お話し下さった中で、「親子チャレンジ塾」の行程として組み入れやすい、熊本は通潤橋の造り酒屋と
人吉の割烹旅館?「本さつま家」を訪ねることに。
途中言い伝えが残っていない椎葉は「鶴富屋敷」に立ち寄って、そのあと熊本隊に関りのある「男成神社」
にも詣でました。
上が「鶴富屋敷」下が「男成神社」
通潤橋の造り酒屋現在は「通潤酒造株式会社」
上の写真は資料より。下の写真は訪ねた日に写したもの。
二人の若い女性が、軍議が行われた場所として大変詳しく話して下さったのが印象的でした。
あいにく社長さんが不在でお会い出来なかったのですが、この二人の女性の話で十分と思いました。
言い伝えられていることが確実に地について残っていると感じました。
それに比べたら私は何を知っているのでしょう・・・・・。
人吉にいく途中、国宝「青井阿蘇神社」に立ち寄ることに。ここにも西郷さんの足跡が・・・・・。
人吉の割烹旅館?「本さつま家」を観光案内所で尋ねたら、もう亡くなられて旅館も無いとのことでした。
聞き取り調査をなさった「やまめの里」のオーナーが気になさっていた事でした。
今こうして書いていることが、訪ねた場所が、時々前後する始末、情けなくなります・・・・・。
私に限っては前もっての知識は無いし、あったとしても浅くそれだけ身に付いていないからでしょう。
西郷さんに詳しい理事長も新しく耳にすることがあったようなので、この下調べ一泊二日は
とても実入りのあるものとなりました。
少々疲れを感じないでもない前期高齢者四名、帰りに矢岳の温泉に浸かって帰ることに。
ウイークデイで雨、だ~れも客は入ず貸切状態!。
温泉に向かう山道でウズラのつがいと、山鳥に出会いました!。
写真に撮ることは出来ず残念!。
どちらも野生のものは初めて(理事長は二度目)、山鳥の尾は長くあの柿本人麻呂の歌を思い出しました。
夫々感じることは違っても、良い感触をもらえた一泊二日、充実感たっぷりの小さな旅となりました。