17日は
友達が予約を入れて、予定していたバスツアーに。
姶良市の企画で「あいらびゅー」号と云うバスに乗って、加治木の精矛(くわしほこ)神社、龍門司焼窯元、龍門司坂、竜門滝、蒲生八幡神社、鹿児島で最も古い焼酎蔵元など、
空港行きの高速道路から目にはしていたものの、蒲生神社を除いては一歩踏み入ることの無かったところばかり。
第17代藩主島津義弘公を祀る神社。宮司は加治木島津家当主の義秀氏で薩摩琵琶の弾奏家(かなり有名)。
島津家の家紋の始まりはこの字体だった。
十の縦線がはねてあるのはキリスト教の十字とは
違うことを表すのだとか。
地元ボランティアの方の説明を興味深く聞きました。
現在は使われていない龍門司焼の登り窯古窯。
ここで加治木名物の加治木饅頭とお茶をいただきました。高菜のお漬物も。
お茶碗はもちろん龍門司焼。(写真撮り忘れ!)
昔の息吹漂う職人こだわりの素敵な器でした。
去年のNHKの大河ドラマのロケにも使われた史跡。
薩摩と江戸を結ぶ主要街道で、石畳と杉並木が歴史を漂わせていました。
今から考えると、気の遠くなるような時を費やして江戸まで上っていたのですね・・・・・。
なぜかこの坂は「たつもんじ」となっていますが、焼き物も滝も「りゅうもんじ」「りゅうもん」なのです。
「日本の滝百選」に選ばれた高さ46m・幅43mの壮大な滝「竜門滝」。高速道路から良く見えます。
近くで見る滝はマイナスイオンのおまけ付きでした。
蒲生八幡神社の辺りでランチタイムとなり、私達は友人手作りのおにぎりを境内のベンチに腰掛けて美味しくいただきました。(このツアーは参加費500円で昼食は各自で取る)
日本一の大楠は若葉に模様替えして。
さぁ、最後は鹿児島県で最も古い焼酎蔵元へ。(明治2年創業)その頃建てられた石蔵は今も現役で、国指定文化財となっています。焼酎を仕込む甕。
この蔵元は手作りを旨とする蔵元で、杜氏の五感無くしては出来上らない本格芋焼酎に、ある種のスローライフを覚えました。
最終工程はこの木の樽の蒸留装置から生まれる焼酎のモルト。
この樽を作れる人は県内ではただ一人、しかも高齢。大事に大事に使っているそうです。
そのうちモダンな金属製の蒸留装置に取って替わるのでしょうか。
しっかり試飲をいただき、夫にお土産買いました。
わずか500円の参加費で、実のあるバスツアーだったと友人と感心したことでした。
ドライバーとガイドの方の感じも良くて、楽しく過ごせた
バスツアー、
多くの人に参加してもらいたいと思いました。
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