雨を追っかけて【Ⅰ】
数年前、脳卒中で倒れた姉はリハビリを頑張って、杖の助けがいるものの、
日常生活をこなしています。
同居している姪が本物の杖以上に大きなそして心強い杖ではありますが。
80年前、宮崎で育った姉はよく宮崎のことを懐かしんで話題にします。
夫が宮崎までのドライブを提案、姉は遠慮しながらも嬉しさ一杯で賛成。
当初日帰りのつもりが、一泊ドライブでゆっくり行動することで実現の運びに。
折りしも梅雨入りしたばかりで、天気予報は傘マークと雲マークばかり・・・・・。
天気予報が狂うことを期待して、姉の行きたい所を走るドライブに出発!。
先ず宮崎県庁の庁舎へ。
日本で4番目に古い庁舎の設計に叔父(母の弟、昭和14年没)が関っていたこともあって、叔父を知る姉は特に感慨深げに見入っていました。
従姉の話では、叔父宅には当時の設計図や測量道具が残っているそうです。
大理石の持つ重厚感、当時の建築物としては珍しい吹き抜け仕様など
経てきた歴史の重みを感じながら見入りました。
警備の方がまるで観光案内をなさるように、にこやかに迎えてくださったのが印象的でした。
東国原知事の置き土産?でしょうか・・・・・。
花と緑が多いとは聞いていましたが、古い建物に心地よくマッチしていました。
県庁舎を出る時すでにお昼を過ぎていたので、
夫が調べておいたオーガニック・レストランへ行くことに。
続きは忘れないうちに更新します。
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