別れ
昨年の12月、お見舞いと誕生日祝いを兼ねて訪ねた友人が、
69歳を迎えて三月も経たないうちに、とうとう帰らぬ人に・・・・・。
桜時も待たずに・・・・・。
奥様の献身的な看病を思い起こすにつれ、そのお気持ちが・・・・・。
最近は上京するチャンスが減り、いい口実ができたとばかりに「又来年!」
と云いつつ別れたのが最後になるとは・・・・・。
「ソイギイ、オッドカイ・・・。」(鹿児島弁で「それまでいるだろうか・・・。」)
と、ポツリと云った友人の顔が忘れられない・・・・・。
2月末まで電話で話したのに、信じられない・・・・・。
多趣味で友人が多く、帰鹿すると決まってミニ・クラス会開催、
ゴルフに呑ん方、と皆がその帰鹿を待っていました。
夫は「もう涙も出尽くした」と云いつつ今夜のお通夜、明日の告別式に出席するために上京しました。
在京の友人から「本当に眠っている様・・・」と連絡を受けた夫、
出尽くしたはずの涙に又暮れることでしょう。
今年になって同期の友人が二人逝ってしまいました。
病を得ていたとはいえ今の時代に早すぎる年齢、
神様のご判断が恨めしい・・・・・。
しかし、長かった闘病生活、不安や想像を絶する痛みから解放され、
「頑張ったわね、ご苦労様でした」と云う気持ちも無いわけではなく、
とても複雑です。
N・A さん、Y・I さん、友人として接して下さったことに深く感謝します。
そして誇りに思います。
どうぞ安らかにお眠りください。合掌。
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