九月に入ってからも連日30度を超す厳しい残暑、全国各地で「観測史上初」を更新し続けています。
9月3日は連れ合いの誕生日。ロマンティックにプレゼントなどし合ったことの無い私達、それでも
一応、「おめでとう!。これからも元気で、よろしく」、と感謝を込めて挨拶のプレゼントを。
あまりの暑さに、エアコンをつけっぱなしの部屋で今日も又、と云うのもイヤなので、ふらりと出掛けることにしました。
と云っても、鹿児島市をほんの少し出ただけの近場をブラブラするだけ。
残暑と云えど、その陽射しは痛い!、眩しい!。
東シナ海の波が打ち寄せる江口蓬莱館そばの海岸です。どちらかと云うと山派ですが、海は海で幾つになっても母親に抱かれている、そんな感じがします。
活きのいい水イカとマグロの切り身を今夜の焼酎の肴に求めて、近くの「きしめん」のお店に。
本場の名古屋で何代も続くきしめん屋の次男坊さん?、ご本人も26年間名古屋で営業した後、奥様の郷里(種子島)鹿児島は東シナ海を望むこの地で開店なさったとのこと。
なぜこの地で?と聞いたら、種子島出身の方が多く住んでいるから、と云うことでした。きっと海のそばだったこともあるのでしょう・・・・・。
店名はそのものズバリ「海のそば」、鹿児島弁読みで「うんのそば」と。蕎麦と傍をかけて・・・・・。
初めての時は、探しだすのに苦労しました!。看板にしても建物にしても喫茶店風で、何度も通り過ぎては行ったり来たり・・・・・。
めんつゆが鹿児島特有の甘い味ではなかったので聞いたら、迷ったあげく名古屋の味をそのまま使っているとのこと。たったそれだけのことでファンになりました。
今の時期夕方の六時半頃、東シナ海に沈む夕日が素晴らしく感動的、とのこと。
残念ながら、麺をうたれるご主人が慣れない土地でのお仕事の所為か体調をくずし気味でお昼のみの営業で夜はお休み。でも、夕日ウォッチングだけでも来る価値あるかも・・・・・。
ほんの少し水平線が見えるでしょうか。
お昼のお腹を満たし(例によって写し忘れて・・・)気さくなおかみさんとおしゃべりして、来る途中「寄ってみようか」と話していた喫茶店に行くことに。
手前は駐車場ですから、もう少し奥まっています。シンボルツリーは桂の木、南国での世話は大変!とのこと。
「ラグタイム」と云うジャズ&コーヒーのお店。
店内にはスタンダードなジャズが流れ、落ちついた雰囲気でした。地元の木工作家の作品も一部調度に含まれて、親しみ易さも。
早めにお勤めを退職なさったオーナーが奥様と、お好きなジャズに囲まれて、ゆっくりした時を客と共有する、そんな感じの喫茶店でした。
ふた月に一度の割合でライヴの企画もあるとのこと。こだわりのあるミュージシャンのユニットに興味をそそられました。9月のライヴが流れたので、10月は第3土曜日に予定しているとのことで、都合がつけば、行くつもりです。出演する都城在住のギタリストを絶賛してました!.
好みのコーヒーの味に、これから度々お邪魔する予感を覚えながら店を出ました。
住人がいるかな?。
最近、街中でなくとも、少し車で走れば「?」と思うような出会いがあり、お互い通じるものがあれば、自分の中での「新発見!」となり、とても大きな「お得感」に浸れる私です。老いて益々好奇心だけは持ち続けたい、と思うことでした。
この夜の焼酎(オンザロック)の美味しかったこと!。水イカは吸盤が吸い付くほど新鮮で甘く、マグロは連れ合いの好みに厚く切って・・・・・。
「A Happy Birthday To You!!」
そう云えば、このブログを開設してそろそろ一年を迎えます。実働は半年ですが、これも「アニヴァーサリー」?扱いする??。