田舎の夏

マーサ

2010年08月16日 00:37

 年に一回、亡き母の郷里に住むおば宅に始まり従兄宅など回って、今年13回忌を迎えた長兄宅に行くことにしています。

大袈裟に言うと、大隅半島をぐるりと回ります。

母の郷里は宮崎県の都城に隣接するところ、畜産が盛んな所なので、口蹄疫の件では都城に発生した時は大変だったことでしょう。

石灰を撒いた後があちらこちらで痛々しく残っていました。

帰省客で混み合うのでは?と心配していましたが、普段よりは多いかな?と思うくらいで、渋滞することなく走りました。


従姉の庭の風景には、着々と秋への準備が進行していることが窺えました。


ホウセンカの赤い花を揉んで爪に塗り、マニキュア遊びをしたものです。
鹿児島ではこの花を「トッサゴ」と言います。(鶏のトサカに似ている?)
田舎の庭には、たたずむだけで幼い昔のことが甦ります・・・・・。

暑い昼下がり、大きなヘチマが所在なさそうにぶら下がっていました。

お盆の田舎巡りは、不謹慎ながら、かねての不義理を許してもらう為に訪ねる、そんな気持ちで
毎年恒例になっています。

「今年は玄関口で失礼しようネ」と言いながら、どこでも2時間くらいずつ
長居することになってしまい、お腹も心も一杯になって一年の不義理を許してもらいました。