梅雨待ち顔の坪畑

マーサ

2010年05月21日 15:23

 そろそろ鹿児島も梅雨入り間近、モンシロチョウが忙しそうに飛びまわっている。

この時期の植物は雨のあとなど急成長するように感じる・・・・・。それとも私の水遣りが不足気味?。か、観察不足?。

梅雨のイメージはジメジメ湿っぽくて、カビっぽくて、あまり歓迎されないイメージが浮かぶ。

でも、主食であるお米が出来るのも、日本人のしっとりとしたお肌もこの梅雨があるからでは?。

それに雨に濡れるアジサイの花を思い浮かべるのも、この梅雨があればこそ。雨蛙も絵になる・・・・・。

他にも梅雨のメリットはたくさん。

日本の高温多湿の環境が苦手なイングリッシュ・ラヴェンダーが今年もそれこそ健気に咲いてくれた!。

何度挑戦しても消えていくこの花、店先のポット鉢を見ると「どうせ又駄目にするだろう」と思いながらもつい買ってしまう私。

一時は北海道は富良野のラヴェンダー畑に契約して生、ドライのラヴェンダーを送ってもらった程好きな花。

でも、5年ほど前に買ったこの鉢は、置いてある場所がお気に召した?か毎年挨拶?を欠かさないで、会話する。

下手に鉢を動かすと消えて無くなってしまいそうで、この場所が定位置になってしまった。

初めてのヨーロッパ女二人旅で、あれはライン川沿いの小さなホテルに泊まった時、

夕食前の散歩で立ち寄った小さな公園の植え込みに無造作にたっぷりと憬れのイングリッシュ・ラヴェンダーが咲いていた。

しばらくしゃがみこんで見とれていたことを覚えている。確か写真を写したはず、見つけてみよう。

数日見なかった坪庭には新顔の花たちがほころんでいた。



こぼれ種でさいた向日葵の中間。



旺盛なビオウ・ヤナギ。鮮やかな黄色が映える。

種から蒔いた青シソも食卓にたっぷり上るようになった。野菜も花も梅雨を待っている。