自然界の厳しさ残酷さ

マーサ

2016年05月09日 16:01

 更新を随分迷いました・・・・・。
シジュウカラの巣立ちは悲しいことも待ち受けていました。
第一子、二子、三子(ここまでは確認)が巣立っても、巣で鳴き続けるヒナがいて、親鳥はせっせと餌を運んでは巣立ちを促して?いました。

小鳥の巣立ちの様子を初めて経験する私達でもさすがにおかしいと思うようになっていました。
ヒナに何か異変が起きていると判断して、屋根の波板を切り取り巣を目にしてビックリ!。
鉄骨の空洞わずか5センチ位四方のスペースに巣がありました。
10センチほどの深さもあり、安全ではあっても狭すぎる!・・・・・。
元気なヒナはそうでないヒナを押しのけかつ乗っかって巣立っていったのでしょう。

もう諦めようと思ったくらい難儀して巣から出したヒナを見てビックリ!。
巣立ったヒナたちの半分くらいの大きさで、その上・・・・・・・・・・。
もう1羽こと切れた兄弟ヒナの足がそのヒナに絡まっていました。
「置いて行かないで!」と言わんばかりに。
とても飛び立つことは出来なかったでしょう。
鳴き声は元気そうに聞こえていたのに体力は限界?だったのでしょう、
親鳥の鳴き声に応える声が次第に細くなっていき、やがて閉じた目が開かなくなり巣立ちどころか旅立ってしまいました。

そのままにしておいても大空を飛ぶことはなかったかも知れない運命?
しかし私たちは余計なことをしたのではないかと心中微妙な思いでした。

我が子が応えなくなるまで親鳥は鳴き続け、いよいよ応えなくなったのを確認したかのように姿が見えなくなりました。
明くる日も来ていたように思いました・・・・・。



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