ファイトケミカル
「ファイトケミカル」、最近知りました。
ファイトケミカルとは、植物(野菜や果物、キノコなど)が作り出した天然の成分で、病気を予防する機能を持っているのだとか。
生活習慣病の大部分は間違った食生活から起こる「食源病」、その間違った食事の弊害を帳消しにして、現代病(生活習慣病)を予防できるのは、ファイトケミカルしか無いのだとか。
なんだか難しい栄養学のように思えて、パスしようと本を閉じかけたのです。
でも項目を斜め読みしながら、立ち止まってしまいました。
何の事はない、超簡単な野菜スープのことでした。
これなら私だって作れる、続けられると早速取り入れることに。
基本の作り方は、「玉ねぎ」、「キャベツ」、「人参(皮付き)」、「カボチャ(皮付き)」各100グラムをざく切りにして1.000mlの水で煮るだけ。
沸騰するまで強火、沸騰したら火を弱めて20分。基本的には調味料無し。
?と思いましたが、野菜から出る出汁がこんなに美味しいとは、と思うくらい
美味しいのです。
使う鍋はル・クルーゼのようなホーロー鍋で重たい蓋の鍋がよいようです。
なぜならファイトケミカルは揮発性の物質なので必ず蓋をして作るからです。
スープをいただいたあとの野菜は食べ方を工夫して残さず食べます。
これにサラダを一皿足すと一日350グラムの野菜を摂る食生活は軽くクリア。
私は基本の野菜に「トマト」、「パプリカ」、「セロリ」、「ブロッコリーの茎」など
加えて作っています。
ファイトケミカルスープを作るようになって野菜の摂取量がグンと増えました。
今頃知っただなんて、いえ知らないことのほうがどれだけ多いことか・・・・・。
忘れていくことのほうが多いのですが、知らなかったことを知ることは結構面白く、そしてなんか得した気分になりワクワクします。
いくつになっても好奇心が無くならない所以?です。